VE33S GEKKOTAの実力を徹底解説 |マディ・ハイスピードの両刀使い【インプレ】

VE33S GEKKOTAオフロードバイク
  • オフロードバイクのタイヤってどれを履いたらいいか分からない
  • まよったらVEって聞くけど、VE33s GEKKOTA(ゲコタ)はどうなの?!
  • VE33s GEKKOTA(ゲコタ)を買おうと思ってるから、使用感が知りたい!

オフロード歴、がっつり4年の僕がVE33s GEKKOTA(ゲコタ)についてシチュエーションに合わせて使用感を解説したいと思います。

VE33s GEKKOTA(ゲコタ)はエンデューロレースや林道のアタックでオールマイティーに使えるバランスのとれたタイヤです。

記事を読み終わった後は、きっとVE33s GEKKOTA(ゲコタ)を愛してやまないオフロードライダーになっているでしょう。

そしてこれからのバイク人生にVE33s GEKKOTA(ゲコタ)は欠かせない存在になり、レースや山遊びがさらに楽しくなるでしょう!

1.VE33s GEKKOTA(ゲコタ)の特徴

VE33s GEKKOTA(ゲコタ)はIRCから発売されているハードエンデューロ、クロスカントリー向けオフロードタイヤ。

『IX09W GEKKOTA』 と 『VE-33(無印)』の中間となる位置付けで登場。

ハードエンデューロ向けのタイヤはサイドウォールが柔らかく、腰砕けする弱点を克服するべく生まれた、VE33s GEKKOTAは

Check
  • ハードエンデューロ向きのグリップ力はそのまま
  • 高速域にも対応する次世代ガミータイヤ

とうい、おいしいところをつまんじゃって、合体させたタイヤです。

2.VE33s GEKKOTAのインプレ【マディ(ウェットコンディション)編】

VE33s GEKKOTAはウェットコンディションで性能を発揮してくれます。

タイヤのブロックが高いため、泥による目詰まりの心配がありません。

GAO Rider
GAO Rider

「ドロドロのコースでタイヤがドーナッツになって、スリックタイヤの完成や!」

「ぜんぜん、前に進まないじゃないか!」

みたいなことになりにくいです。

実際に、ウェットコンディションの林道で、IRCツーリストと比べると、グリップ力の差は歴然。

「やっぱり、山遊びはVE33s GEKKOTAでしょ!」と信者が増えていくわけです。

3.VE33s GEKKOTAのインプレ【岩場編】

VE33(VE33s GEKKOTAではないVE33 通称:無印VE33)よりも、ブロックが柔らかいため、岩場のグリップ力もなかなかです。

点数を付けるとしてら、5点満点中3.5~4点くらい。(刻みます。)

岩場については、トライアルタイヤの803GPや、IX09W GEKKOTA、の方がグリップが良いのは否めません。

すべてのコンディションに抜群のグリップのタイヤは存在しないわけで、走るコンディションに応じてタイヤをチョイスする必要があります。

↓ 岩場最強のエンデューロタイヤ 『IX09W GEKKOTA』のインプレ記事はこちら ↓

4.VE33s GEKKOTAはどのくらの空気圧がオススメなのか

タイヤの空気圧は、コンディションによってオススメする空気圧が変わります。

コンディションに応じた空気圧を主観で紹介します。

オススメの空気圧
  • ハードエンデューロ:0.15kgf/cm3
  • エンデューロ:0.25kgf/cm3
  • クロスカントリー:0.3kgf/cm3
  • 山遊び(フラット林道を除く):0.2~0.3kgf/cm3

個人的な感想ですが、山遊びをするのにVE33s GEKKOTAで0.3 kgf/cm3以上の空気圧でアタックするとまるでグリップしない印象。

しかし、0.2kgf/cm3以下にした瞬間、ミサイルの如くすっ飛んでいくという愛して止まないVE33s GEKKOTAです。

VE33s GEKKOTAで、空気圧を0.3kgf/cm3以下まで落とす場合は、

  • ビートストッパー2個
  • タブリス(チューブリス)

どちらかを必ず装着するようにしましょう。


5.VE33s GEKKOTA タイヤの寿命

VE33s GEKKOTAのタイヤの寿命は、エンデューロで使えるタイヤの中では比較的長い印象。

勝手なランキングを付けると以下のような感じ。

使ったことがあるタイヤと比較してみました。

タイヤの寿命ランキング
  1. IRCツーリスト 100点
  2. ミシュラン スタークロス 90点
  3. VE33 80点
  4. VE33s GEKKOTA 60点
  5. X09W GEKKOTA 30点

ツーリストは公道使用可能なので、経路が少し違いますが、ツーリストを履いたことがある人が多いと思うので、比較対象に入れてみました。

ランキングの定義として、山遊びで楽しく遊べるレベルまでの寿命として点数を付けました。

もちろん、レースに使うとなると、X09W GEKKOTA なんて、10点を付けたくなるくらい、寿命が短いです。

無印のVE33と比べるとブロックのコンパウンドが柔らかいため、寿命は短くなりますが、その分グリップは段違いです。

エンデューロタイヤのグリップと寿命は反比例するということを覚えておきましょう。

6. VE33s GEKKOTAのタイヤ交換はかなり楽な部類

ガミータイヤなだけあって、サイドウォールが柔らかめ。

このため、タイヤ交換が非常に楽です。

もう、「無印VE33のタイヤ交換なんて2度とするか!」と投げ捨てたくなるレベルです。

タイヤ交換の際は、タイヤ自体の柔らかさを逆手にとって、無理や入れないように注意しましょう。

タイヤがミチミチ音を立てるようなことがあってはいけません。

※特にタブリスを入れている場合は、空気漏れの原因になります。

7.VE33s GEKKOTAとタブリスとの相性はバッチリ!

エンデューロタイヤであるVE33s GEKKOTAはタブリスとの相性はバッチりです。

VE33s GEKKOTAはハードエンデューロで活躍できるタイヤなため、なるべく空気圧を落としたい!

そうなると、ビートストッパーよりもタブリスのが良いんじゃないかと迷ってきますね。

VE33s GEKKOTAはサイドウォールにそこそこの固さがあるため、タイヤをつぶしグリップさせたいときは、空気圧を0.15kgf/cm3以下、0.1kgf/cm3くらいまで落としたくなります。

ほぼ大気圧に近い状態なため、チューブの場合、リム打ちによるパンクの危険性も出てきます。

そうなると、タブリスの方が魅力的に思えてきますね。

最近はハードエンデューロにはパンクの心配がなく、バネ下の軽量化にもなるタブリスが最適解なんじゃないかと思っています。

↓ タブリス(チューブリス)のインプレ記事はこちら ↓

8.VE33s GEKKOTA サイズのライナップ

VE33s GEKKOTAは 110/100-18 64M のワンサイズのみ。

VE33Sのタイヤサイズ
  • タイヤの幅:100mm~110mm
  • 対応ホイールサイズ:18インチ

250のレーサーであれば、基本的に装着可能。

セローやフルサイズトリッカーで装着する場合は、タイヤをなるべく後ろ目に調整しないと、インナーフェンダーに干渉する場合あがあるので注意が必要です。

※フルサイズトリッカーでVE33Sを履く場合は、チェーン調整のかたつむりを9以上にすれば装着可能です。

9.VE33s GEKKOTAのQ&A

9-1.VE-33s GEKKOTAが甘夏と呼ばれる理由

VE33s GEKKOTAの通称は「甘夏」。

Twitterで某氏がVE33Sの通称を投票で募ったところ、なぜか「甘酸っぱいひと夏の想い出」という名称になってしまったとか。

そのときの候補は以下のとおり。

  • 新型ゲコタ
  • VEゲコタ
  • ヴェコタ
  • 甘酸っぱいひと夏の想い出

確かに、「酸っぱいひと夏の想い出」に惹かれます。

ちなみに33sのSは、小文字じゃなくて大文字のSでフォントを小さくしたもの。

9-2.セロー225/250でVE-33s GEKKOTAは履けるのか?!

セロー225/250のほとんどのホイールはチューブレスホイール。

VE33s GEKKOTAはチューブ用タイヤのため、基本的には装着できません。

しかし、装着できる方法が2つあります。

1.セロー225W 4JG1のチューブホイールを使用する

セロー225はほとんどの年式がチューブレスホイールですが、実はチューブホイールの年式があります。

その年式は、セロー225W 4JG1 ※1993年式以降のリアディスク仕様 になってから数年間。

このホイールを使用するのが一番簡単です。

ただし、同じことを考えるオフ車マニアがいるのでヤフオクの取引価格は比較的高めです。

※リアだけで諭吉さん2人~3人くらいかな??

2.チューブレスホイールをチューブホイール化

もう一つの方法は、今あるチューブレスホイールをチューブホイールに改造するという方法。

一番安上がりな方法ですが、2度とチューブレスホイールに戻せなくなるので、勇気が必要です。

簡単に方法を説明すると

  1. チューブレス用のエアーバルブ部を外す。(ここにチューブのバルブを通します)
  2. ビードストッパー用の穴を開けます。(一度開けると2度とチューブレスの世界には帰ってこれません。)

ビードストッパーを入れる穴のサイズは一般的に8mm。

空気圧を落として走りたい場合は、ビードストッパーを2個にしましょう。

どちらかの方法を使えば、甘夏ことVE33s GEKKOTAを味わうことができます。

10.エンデューロタイヤで迷ったらVE33s GEKKOTA!甘夏いっとこう!

VE33s GEKKOTAは、ハイスピード、マディの両方がバランスよく対応できます。

レースはもちろん、林道などでの山遊びをさらに楽しくしてくれます。

VE-33s GEKKOTAを履いて、林道支線の散策なんてもう最高です。

タイヤ自体の寿命も長めな部類なため、初めてのエンデューロタイヤとしてもオススメです。

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